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iPhone/iPad/M1 Mac用数独アプリ「One Digit Field」リリース

iPhone/iPad/M1 Mac用のゲームアプリ「One Digit Field」がAppStoreにて公開されました。このゲームは、じっくりと理詰めで考えながら、数字をひとつずつ9×9マスの場に置いていくパズルゲームで、いわゆる数独(SUDOKU)やナンプレ(ナンバープレイスの略)です。数独は老若男女を問わず、世界中で親しまれているパズルゲームであり、私も大好きです。特に、ちょっとした待ち時間をつぶす際にはピッタリなゲームだと思っています。

いくつかの数独アプリを遊んでいたのですが、「こうだったらいいのにな」と思うところがあったので、あくまで個人的な主観ですが、「遊びやすさ」にこだわってOne Digit Fieldを開発しました。もちろん問題の質についても、いわゆる「良問」と呼ばれるような問題を用意できたと思いますので、みなさまの普段使いアプリになれれば幸いです。

なお、難易度レベルは5段階あり、それぞれのレベルにおいて100ステージずつあるため、合計で500ステージを用意しました。さらに、アプリ内購入(非消耗品)で100ステージを120円で追加できます。毎日更新されるデイリーステージもありますので、いつまでも飽きずに楽しんでいただけると思います。

※Apple Silicon(M1チップ)を搭載したMacにて、App Storeからのインストールおよび動作を確認したので、対応プラットフォームに「M1 Mac」を追加しました。通常Macでのビルドおよびリリースについては未定です。

Mac/iPad用アプリ「Mini-Compo」リリース

Mac/iPad用アプリ「Mini-Compo」がAppStoreにて公開されました。あなたが持っている音楽ファイル(.mp3や.m4a)をプレイリストに登録するだけで、その曲のサビ付近だけを次々とつないで再生する、まるでDJのようなアプリです。

これまでに開発してきたiPhone/iPad用アプリ「Everlisten++」をベースとして、Macでも同様の音楽体験ができないだろうか、と考えて開発しました。また、これまではiPhoneの画面サイズという制約があったため、プレイリスト本体の編集画面とプレイリスト内容の編集画面とをやむなく分けるしかなかったのですが、「Mini-Compo」ではMac/iPadの広い画面を活かして、これらをひとつの画面でわかりやすく編集できるようにしました。

また開発にあたっては、iPhone/iPad用アプリのソースコードをほぼそのまま使ってMac用アプリができてしまうという最新の技術(Catalyst)を使用しました。もちろんmacOSならではの部分について少し調査する必要はありますが、今回はそれほど苦労しなかったので、すごい技術だと思います。

とりあえず現状のバージョン1.0では、基本的な操作ができるところまでを開発しました。今後はiPhone/iPad用アプリ「Everlisten++」にも実装されているレート&ピッチコントロール(曲の速さや音程の高さを調節する機能)を「Mini-Compo」にも実装していく予定です。広い画面を活かして、イコライザー機能も実装してみたいと考えています。

Everlisten++ 3.0リリース

iPhoneアプリ「Everlisten++」の新バージョン3.0がAppStoreにて公開されました。

今回のメジャーバージョンアップでは、半年くらい前に会社の同僚から「曲のアートワークをタッチしてドラッグ出来るのはいいけど、動きがもっと自然だと良いのにね」とコメントしていただいたことがきっかけとなり、滑らかスクロールを実現するため音楽情報表示部分のコードをばっさりと捨てて取り組みました。個人的にも、過去のコードは他と比べてもダントツに読みづらいと感じていたのと、今まで書いていたObjective-cではなく新たな言語であるSwiftを勉強してみたかったので、良い経験となりました。

また、過去のバージョン2.9までには、曲名やアーティスト名の読み上げ機能を追加したり、各種不具合の修正を行って来ましたが、今回のバージョン3.0ではさらに動作が安定するよう修正とテストを入念に行いました。ユーザーの皆さまには、より良い音楽体験を楽しんでいただけるものと信じております。

次回のメジャーバージョンアップでは、何をすべきか、そして何を実現したいかが、まだ見えておりません。ただ、今回のバージョンアップで得られたような、何かのきっかけがあれば、また夢中になれる日が来るのではと、期待してます。

iPhone用カメラアプリ、再リリース

4年以上前、最新のiOS8.0以降で動作しなくなったため公開を停止したiPhone用カメラアプリCam+ (for geeks)について、ようやくiOS8.0以降に対応させたバージョン1.2をリリースすることが出来ました。手前味噌ながら、様々なアプリが溢れている今見ても、ISO感度やシャッタースピード、電子水準器が表示されるユニークなカメラアプリだと思います。camplus

Everlisten++ 2.0リリース

iPhoneアプリ「Everlisten++」の新バージョン2.0がAppStoreにて公開されました。

今回のメジャーバージョンアップでは、1990年代ごろに流行った(?)、周波数帯域ごとのオーディオレベルメーター(スペクトラムアナライザ、スペアナの方が通じるかな・・・)を10セグメント分実装しました。アプリの画面は狭いので、ジャケットの両側に左右のレベルメーターを配してみましたが、昔持っていたミニコンポ等はウネウネが下から上に突き上げていたので、そんな感じの表示に切り替えられるような機能も今後追加していこうかなと思ってます。

また、次回のメジャーバージョンアップでは、曲を繋げるDJっぽさを出すため、曲名やアーティスト名をいろいろな声色で読み上げてくれる機能を追加しようと思ってます。似たような機能は他のアプリにもあるので、それらに負けないようなものを作ろうと思います。

基本調律について思うこと(440Hzから432Hzへの変換など)

ある日、スマホでとあるWebサイトを見ていた。「In Deep(旧):シュタイナーが警告した「432Hzではない基本音調の世界は悪魔を勝利に導く」 を体感してみました」によると、1953年にISOがA(ラ音)の国際基準値を「440Hz」と定めて以来、今我々が耳にしている音楽を構成する楽器のほとんどは「A=440Hz」で調整されているという。しかしこの基本調律は人間を攻撃的にする(?)ため、代わりに「A=432Hz」とするのが良い、というのがサイトの主張であると捉えた。ここで私は3つの疑問が浮かんだので、それらをひとつずつ調べてみた。ヒマだったのかと言われたらそうかもしれない。人生はどれだけ自分らしくヒマつぶしするかにかかっていると思う今日この頃である。

1、基本調律は、どのような変遷をたどったのだろうか。

2、家にある電子ピアノで「ラ」を出したら、440Hzになるのだろうか。

3、自分の耳で440Hzと432Hzを聴き比べたら、どう感じるのだろうか。

まずはひとつ目の疑問、「基本調律は、どのような変遷をたどったのだろうか」についてであるが、少しググってみたところ、こんな表が出てきた。

基本調律の変遷

年代や国によって、400Hz〜560Hz超までさまざまな基本調律が存在していたようだ。またこれに限らず、例えばオーケストラなどでは曲調に合わせて基本調律を微調整していると思われるため、絶対的なものではなく、感覚的なものと考えるのが自然である。しかしながら楽器などが大量生産されて国際的な流通が広まるにつれて、便宜上の国際基準値が必要とされた結果、ISOによる「A=440Hz」に繋がったのではないかと考えた。言い換えると、国際基準値は便宜上のものであるため、人の感覚や曲調に合う基本調律とは異なるのかもしれない。

次に、「家にある電子ピアノで「ラ」を出したら、440Hzになるのだろうか」について調べてみた。方法は、電子ピアノ上で「ラ」の鍵盤を叩いて、その音をiPhoneで録音して、それをDropboxでPCに取り込み、PC上で周波数領域に変換して周波数特性を見る、というものであった。

「ラ」の音(時間領域)

フリーソフト「Audacity」で取り込んだ直後はこんな感じ。横軸は時間。約10秒の間に鍵盤を2回叩いていることがわかる。これを周波数領域に変換して下記のような結果が得られた。

「ラ」の音(周波数領域)

関数がいろいろ選べる中、「矩形ウィンドウ」とした場合にピークとして440Hzが得られた。結果として、家の電子ピアノはちゃんとISOの国際基準値に従って調整されていることがわかった。当たり前のことかもしれないが、それを確かめてみることもたまには良いかもと思った。

そして最後の疑問、「自分の耳で440Hzと432Hzを聴き比べたら、どう感じるのだろうか」を調べるため、iPhoneアプリ「432 Player」をインストールして、普段聞いている音楽がどのように変化するのかを試してみた。このアプリはピッチを少し下げることで440Hz→432Hz変換を実現しているものと思われる。

432 Player

432 Playerで[Alexandros]のMosquito Biteを聞いてみた。最初は、音が少し低い(1/4フラットぐらい?)という感覚だったが、途中から違和感を覚えてしまった。不協和音のようなものかもしれない。他の曲なら、440Hz→432Hzによってあまり違和感なく、むしろ心地良い感覚があるのかもしれないが、やはり無理やりピッチを下げる以上、どんな曲でもOKというわけにはいかないようだ。

ちなみに、ピッチ変更であれば、拙作のアプリ「Everlisten++」であっても可能だ。「432 Player」と同等のピッチ変更は、主観ではあるがだいたい-30くらいでA(ラ音)を440Hzから432Hzに変更することができる。

Everlisten++

今はいろいろな情報が公開されている時代だからこそ、自分の感覚を研ぎ澄まして、かつ信じることが大事なのではと感じた。

Everlisten++リリース

拙作のiPhoneアプリ「Everlisten++」がAppStoreにて公開されました。

アプリの末尾に++が付いているのがミソです。実は、これまで約3年半に渡って「Everlisten」と「Everlisten -Lite Edition-」という有料アプリと無料アプリを公開してきたのですが、これらの公開を停止して、新たに「Everlisten++」で一本化しました。

なぜ一本化したのかと理由を問われると、もっともらしい答えが見当たらなくて困るのですが・・・。強いて言えば、基本は無料アプリで、アプリ内課金で機能制限解除という形にしたかったのです。なぜなら、無料版を試してくれたユーザが、仮にこのアプリを気に入ってくれたとしても、わざわざ有料版をAppStoreからダウンロードするのを面倒に感じないかな?と思っていたので・・・。

あとは、ただ一本化するだけではつまらないので、下記2点の強化を施しました。
・音楽再生の基本機能である、再生開始時のタイムラグや曲送り時のタイムラグを、大幅に短縮!
・音楽の再生速度や、音程を自在にコントロールする「パラメータ機能」を実装!

これらは、音楽再生コア部分を一新(AVAudioPlayerからAVAudioEngineへ)することで実現しました。これはAppleが用意してくれた新APIなのですが、開発者としては本当に嬉しい限りです。

今後は、ReverbやDistortionなどのエフェクト系を充実させたり、イコライザー機能を実装したり、お気に入りの曲にレーティングを付けることができるような機能を実装してみたいと思います。

Hrathnir、新バージョン公開

Windows用のランチャーソフトとしてフリーで公開しているHrathnir(ラスニール)について、掲示板で不具合を報告していただきましたので、現象を再現して修正したバージョンを公開しました。お試しいただければ幸いです。

余談になりますが、今回のバージョンから、開発環境をVisual Studio 2005からVisual Studio 2013 Communityへと変更しました。そのおかげで、実行時に必要なDLLをEXEに同梱させることができるようになり、結果として実行DLLを別途インストールする必要がなくなりました。しかもこの開発環境、無料で公開されているのです。素晴らしいです。

iPhone用カメラアプリを配信停止しました

遅ればせながら、拙作のiPhone用カメラアプリがiOS8上でうまく動かないという現象を確認しました。画面が真っ黒になってしまうのです。早急に不具合を修正し、iOS8対応バージョンをリリースしなくてはいけないのですが、ひとまずはアプリの配信を停止しました。今後時間を確保してデバッグに取り組みますので、ユーザのみなさまにはご不便をおかけして大変恐縮ですが、しばらくお待ちいただければ幸いです。

新Everlistenリリース

拙作のiPhoneアプリ「Everlisten」について、ほぼ1年ぶりの新バージョンが、本日からAppStoreにて公開されました。今回のアップデートでは、アプリの容量が増大してしまうという不具合の修正と、iOS7対応がメインとなっております。また、これまでiPadからはダウンロードできませんでしたが、iPadからもダウンロードできるようになりました。しかしながら、iPadの画面に最適化する作業がまだ追いついておりませんので、今後対応いたします。iOS7対応の直後にiOS8の話が出てきたり、他にも対応しなくてはいけないことが山ほどある状態ですが、少しずつ対応してまいります。機能追加や不具合報告等は、本サイトの掲示板にて日本語・英語ともに受け付けておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

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