iPhoneアプリの値付けについて
- 2013/04/02 12:55
- カテゴリー:iOS/macOSアプリ, アプリ開発
開発者は、iPhoneアプリの価格を自由に設定することができるが、これが非常に悩ましい。安く設定すれば、ダウンロード数は伸びるかもしれないが、収益は伸びないかもしれない。また、安く設定した瞬間、それまでにダウンロードしてくださったユーザーに損した気分を与えてしまうかもしれない。
すでにリリースしている「Everlisten」についても、日本円にして170円という価格を設定しているが、これをいたずらに変えることは先述の理由から避けたい。しかし現時点の大きな問題として、「使う前のよくわからないものにお金を払うかどうか」という問題があるため、何らかの解決方法を探りたい。
選択肢はいくつかある。
1、半額セール
2、無料化+広告表示
3、機能を制限した無料バージョンの作成
選択肢の1と2は、「価格を変更したくない」という理由から避けたい。また、選択肢の2は広告収入に頼るというものだが、「バックグラウンドで音楽を聴くアプリケーション」というアプリの性格との親和性が低く、なにより私が広告に対してあまりいいイメージを持っていないため、避けたい。
残った選択肢は3。これなら、現在のアプリケーションとそのユーザーには何も影響を与えずに済みそうだ。では、どういった機能制限を設けるか。少し考えて、「Everlisten」の場合は、「プレイリスト1つのみ」「登録曲数は最大10曲」という制限を設定することにした。Lite Edition、近日公開予定。